売上のある会社は知っている!反響を上げるチラシの「キャッチコピー」の作り方
ポスティングで反響を上げるには、読み手の心を掴むような「キャッチコピー」が不可欠です。
キャッチコピーをおざなりにしてしまうと、せっかく工夫してチラシを作成しても反響につながらないおそれがあります。
今回は「キャッチコピーを作る手順」と、「作成にあたっての5つのポイント」についてご紹介します。
プロのコピーライターでなくても、誰でも簡単にキャッチコピーを作成することができます。ぜひ参考にしてみてください!
目次
チラシの反響アップに「キャッチコピー」が必要な理由
郵便ポストを開けてチラシを手に取り、その内容が自分に必要な情報かどうかを人が判断するのは、およそ3~5秒程度と言われています。
そのため、情報過多なチラシの場合、どこに目を通したらいいかぱっと見で分からず敬遠されてしまう可能性があります。
そこで必要になってくるのが「キャッチコピー」の存在です。
読み手の興味を惹きつけ、その先を「知りたい・読みたい」と思ってもらえるようなキャッチコピーを作成することで、チラシの反響を高めていくことができます。
進和プロモーションでは、チラシのデザイン作成も承っております。
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キャッチコピーを作るステップ
チラシのキャッチコピーを作成するのに、特別なスキルは必要ありません。
以下のステップに沿って作成を進めてみてください。
STEP1 できるかぎりペルソナを絞り込む
前提として、すべての人に刺さるキャッチコピーというものは存在しません。
大勢を対象にキャッチコピーを作成しても、かえって当たり障りのないぼんやりとした内容になりがちです。
そのため、キャッチコピーはなるべく特定のペルソナを設定し、その人に向け作成するのがベストです。
「ペルソナ」とは、チラシを受け取ってほしい「仮想顧客像」のことです。
「ターゲット」は大まかな属性(年齢・性別・居住地域など)だけを定めますが、ペルソナではより詳細な要素を定めます。
たとえば学習塾の生徒募集チラシで考えてみましょう。
この時のペルソナの設定例としては、以下のようなものが挙げられます。
【学習塾生徒募集チラシのペルソナ例】
- 氏名:宮部智子
- 年齢:45歳
- 性別:女性
- 職業:専業主婦
- 世帯収入:500万円
- 住まい:福岡市早良区
- 世帯構成:夫・息子(15歳)の3人暮らし
- 住宅形態:戸建て
- 趣味:料理・ガーデニング
- 利用しているSNS:X(旧Twitter)、Instagram
- 子育ての価値観:子供がやりたいことはなるべく叶えてあげたい。
STEP2 ペルソナの抱える「悩み」を挙げる
続いて、STEP1で挙げたようなペルソナになりきり、考えられる「悩み」「ニーズ」を設定します。
先の学習塾の例でいえば、「息子が高校受験を控えているが、夏季講習で志望校「C判定」を受けた」「学力向上のために実績のある学習塾に通わせたい」などが挙げられるでしょう。
この時点ではキャッチコピーに取り入れるかどうかは深く考えず、できるだけ多くの悩み・ニーズをリストアップしていくことが大切です。
STEP3 商品・サービスの「ベネフィット」を考える
STEP2で挙げた消費者の悩み・ニーズを、自社の商品・サービスのどのような点で解消可能か、そのポイントを考えていきます。
この時に大切なのが、あくまで「消費者目線」で商品・サービスの特性・利点を考えることです。
顧客が本当に「欲しい」と思えるポイントをキャッチコピーで訴求することで、自己満足ではないメッセージを届けることができます。
「刺さる」キャッチコピーを作る5つのポイント
続いて、インパクトのあるキャッチコピー作成のポイントを5つご紹介します。
具体的な数値を入れる
「顧客満足度〇〇%」や「リピート率〇〇%」など、具体的に訴求できる数値があれば積極的に取り入れていきましょう。
これらの数値は商品・サービスへの信頼感にもつなげることができます。
また、キャンペーンの締切日や「数量〇〇個限定!」などの文言を記載することで、具体的な行動に移してもらいやすくなります。
「初心者目線」で作成する
キャッチコピーは商品・サービスに関する専門知識を持たない人が見ても伝わるよう工夫しなければいけません。
たとえば普段当たり前に使っているワードでも、消費者からすると聞き馴染みのない単語である可能性があります。
キャッチコピーは誰が読んでも伝わるシンプルな内容を心がけましょう。
「すぐに行動に移せる」ことを強調する
「新しいことを始めたい」「新しい情報に触れたい」と思っている人でも、それまでの障壁が多いとやる気もそがれてしまう傾向があります。
そのため、「いかに簡単に始められるか」といったハードルの低さをキャッチコピーで示すのも有効です。
具体的には以下のような例があります。
【オンライン英会話教室のパターン】
×「合計〇〇時間のカリキュラムにより語学力アップ」
〇「1日45分の受講で日常会話が身につく!」
下のコピーの方がより参入障壁が低く、「気軽に始められそう」という気持ちを喚起させることができます。
その他、金額表示についても同様で、「年会費12,000円」と書くよりも「月々たった1,000円」と表記した方がお手頃に感じられます。
恐怖心や不安に訴えかける
メッセージのインパクトという意味では、「不安・不満」などの消費者のネガティブな感情に訴えかける内容にするのも有効です。
たとえば、「商品・サービスを利用しないことによって、どのような機会損失につながるか」を記載することで、消費者の興味を惹くことができます。
しかし、ただ不安や不満をあおるようなコピーでは逆効果です。
不安・不満に対しての解決方法までを示してはじめて、効果的なキャッチコピーとして機能します。
オノマトペや強調を盛り込む
表現の面での工夫として、オノマトペや「!」などの強調表現を用いることで、消費者により具体的な商品・サービスのイメージを与えることができます。
「オノマトペ」とは、「ツルツル」「ピカピカ」などの擬音や、「あっさり」「しなやか」などの擬態語を指します。
まとめ
今回は読み手の興味・関心につながるキャッチコピー作成のポイントについてご紹介しました。
たかがコピーと思われる方もいるかもしれませんが、消費者の行動を左右する重要な要素です。
ここでご紹介した内容をふまえ、あなたの商品・サービスの特性をあらわす魅力的なキャッチコピーを作成してください。
株式会社進和プロモーションは、福岡・大阪・東京を中心にポスティングを行っています。
1985年の創業時より様々なお客様からポスティングのご依頼をいただいています。
クレーム対応のノウハウももちろん、クリエイティブや印刷・エリア選定などについても十分な実績があります。
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