ポスティング!ひと目で興味を持たせる8つのコツ
ポスティングの肝は何といっても、「興味を持たせるチラシを作ること」でしょう。
チラシを受け取る人はそんなに暇ではないので、じっくりチラシを読んでくれることはまずありません。
すると、「ひと目で何についてのチラシか概要がわかる」「ぱっと見で興味を持てる要素がある」そんなチラシが好まれる傾向があるのです。
しかし、「プロでもないのに、『興味を持てるチラシ』と言われても……」という方が大半でしょう。
実は、誰でも簡単に「見やすいチラシレイアウト」を作成するコツが存在します。
これからご紹介する内容を元に、思わず手に取ってしまうような魅力的なチラシ作りを進めてみてください!
進和プロモーションでは、チラシデザインの作成・ご相談も承っています。
まずはお気軽にご相談ください!
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そもそも、「興味を持たせるチラシ」とは?
ポスティングにおける「興味を持たせるチラシ」とは、言い換えれば「ぱっと見でも分かりやすい内容・レイアウトのチラシ」であることです。
なぜなら、ほとんどの場合、ポストにあるチラシは「読まれない」からです。
人がポストから取ったチラシの内容に目を走らせる時間は、およそ3~5秒だと言われています。
「そんなに読まれないんだったら、ポスティングなんてやる意味ないんじゃ……?」と思われるかもしれません。
しかし、チラシの工夫次第では「思わず手に取ってしまう」「内容を詳しく見たくなる」チラシを作成することは可能です。
3~5秒で読み手の心を掴めれば、その後の反響に繋がる可能性も高まるのです。
チラシ作成の前にやるべきこと
「デザインのコツを押さえ、いざチラシ作成を!」といきたいところですが、その前にいくつかのステップを踏んでおく必要があります。
チラシのペルソナを明確にする
まずはチラシを受け取ってほしい「ペルソナ」を決めておきましょう。
ペルソナという言葉に聞き馴染みのない方もいらっしゃるでしょう。
簡単に言えば、「自社商品・サービスの架空のユーザー」のことです。
ペルソナは細かく設定するほど、具体的なチラシのデザインに落とし込みやすくなります。
たとえば以下のような例が挙げられます。
ペルソナの設定方法については、以下の記事も参考にしてみてください。
伝えたい情報を整理する
チラシの多くはコピー用紙と同じA4サイズで作られています。そのため、1枚のチラシの中に入れられる情報はスペース的にも限られています。
反響の高いチラシは、以下のような観点から情報が整理されたチラシである場合が多いです。
- 「ユーザー目線」で作られている
- その商品・店舗にしかない独自の情報が記載されている
チラシに記載すべき情報の優先度としては、自社・自店舗が伝えたい情報よりも、「ユーザーにとって役に立つ情報」です。
加えて、その商品・サービスを使うからこそのメリットが伝えられると、ユーザーも次の行動に移しやすくなります。
「PASONA(パソナ)の法則」をもとに文章構成をする
紙媒体やWeb広告で、消費者の購買意欲を上げる文章構成があります。
これを、「PASONA(パソナ)の法則」と呼びます。
【PASONA(パソナ)の法則とは】
1.Problem(問題) …… 問題点の明確化
2.Affinity(親近感) …… 共感からの興味喚起
3.Solution(解決策) …… 解決策を示す
4.Offer(特典)……効果的なオファー
5.Narrow down(絞り込み) ……期間を限定する
6.Action(行動) …… 行動を呼びかける
この流れに沿ってチラシを構成すると、チラシの反響を上げやすくなります。
分かりやすいチラシレイアウト作成の8つのポイント
「3ブロック構成」でチラシを作成する
初見の人でも内容が伝わりやすいレイアウトの基本は、「3ブロック構成」にすることです。
たとえば以下のように、「見出し」「内容」「連絡先」をそれぞれ1ブロックとして配置することで、情報の整理されたチラシを作ることができます。
これ以上ブロックを増やしてしまうと、消費者が目を通す箇所が多くなり、離脱の原因につながってしまいます。
ちなみに、人の視線の動きは横書きであれば「Z字」、縦書きの場合は「N字」に動いていくといいます。
この点もふまえてブロックを配置することで、さらにチラシの読みやすさは向上します。
関連性のある情報はグルーピングする
ただ情報を羅列するのではなく、関連性のある情報同士はグルーピングするのがよいでしょう。
たとえば以下の例をご覧ください。
並列していたメニューのテキスト・イラストを「グランドメニュー」「ランチメニュー」でグループ分けしたことで、見やすさが上がっていると思います。
チラシの情報(テキスト・画像)は整列させる
チラシ内の文字や写真・画像の端は揃えておいた方が見やすさは格段に上がります。
横書きの場合であれば左揃え、もしくは中央揃えで配置することで、全体的なバランスも良くなります。
インパクトのあるキャッチコピー・画像を入れる
人が広告を見て自分に必要な内容かどうかを判断する時間は、およそ3~5秒だといいます。
そのため、ぱっと見でインパクトを与える写真・画像を配置するのもチラシ作りでは有効です。
また、インパクトのあるキャッチコピーを入れることで、読み手の興味を惹くことができます。
キャッチコピーの作成のポイントについては、以下の記事もご参照ください。
有効期限のあるクーポンやキャンペーンを設ける
たとえば「初回利用のお客様に限り50%OFF」「〇月〇日まで対象商品が半額」など、チラシに有効期限を設けることで、読み手がすぐに行動に移せるきっかけを作ることができます。
反対に利用期限が無いチラシに関しては、「そのうち使えばいいや」という気持ちに繋がりやすく、チラシの存在そのものを忘れられてしまうおそれがあります。
フォントは使っても2~3種類まで
チラシ内の強調したい部分で、字体やフォントサイズを変更するのは、読み手にインパクトを与える意味でも効果的です。
しかし、それらは全体がある程度統一されていればこそ効果を発揮します。
異なる字体やフォントサイズが何種類もあると、チラシのどの部分に注目したらいいかぱっと見で判断できず、散漫な印象を与えてしまいます。
見出しやキャッチコピー、本文内の強調したい部分など、あわせて2~3種類に留めておくのがベストです。
配色は「70:25:5」を目安に
カラーの配分比率としては、「70:25:5の法則」がベストとされています。
【70:25:5の法則とは】
70%:ベースカラー(背景や余白などの色)
25%:メインカラー(伝えたいイメージに近い色)
5%:アクセントカラー(メリハリを与えたい時に足す色)
チラシに色を付ける際は、上記の配色を意識してみてください。
適度に余白も持たせる
先述したように、チラシのスペースには限りがあるため、余白があると「もったいない」と思うかもしれません。
しかし、紙の端まで文字やイラストで埋まったチラシは読み手に窮屈な印象を与えるためおすすめできません。
チラシの読みやすさを意識するうえでは、適度な余白を持たせることも大切です。
進和プロモーションでは、チラシデザインの作成・ご相談も承っています。
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まとめ
今回はチラシレイアウトのポイントについてご紹介してきました。
要点を押さえておくことで、チラシのデザインが初めての方であっても見やすいチラシを作ることができます。
「自分がそのチラシを手に取ったらどう感じるか」という客観的な視点を持つことで、より反響につながりやすいチラシができあがるでしょう。
株式会社進和プロモーションは、福岡・大阪・東京を中心にポスティングを行っています。
1985年の創業時より様々なお客様からポスティングのご依頼をいただいています。
クレーム対応のノウハウももちろん、クリエイティブや印刷・エリア選定などについても十分な実績があります。
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