便利屋のポスティング集客を上げるには?チラシ作成のポイントも解説
便利屋の集客にお困りではありませんか。
どんなに品質の高いサービスを提供していても、サービスの存在自体を認知されていなければ集客ができません。
便利屋の集客にはポスティングがおすすめです。
この記事では、便利屋がポスティングを行うメリット、集客につながるチラシ作成のコツ、配布時のポイントまで網羅的に解説をしています。ぜひ最後までご覧ください。
目次
便利屋の集客にポスティングが効果的な理由
まずは、便利屋の集客においてポスティングが効果的である理由をお伝えします。
ターゲットを絞ってチラシを配布できる
ポスティングはターゲットを絞ってチラシを配布できるのがメリットの1つです。
便利屋の利用者層の多くは高齢者層になります。生活の中で、自分では行き届かない作業・雑用を代わりにやってもらいたい、という需要があります。
ポスティング業者に依頼すれば、高齢者層が多いエリアを割り出してもらうことができます。
効率的にターゲットにチラシを届けることで、集客に伴うコスト削減にもつながります。
他の業種にはない「何でもやれる」という強みを打ち出せる
便利屋の仕事内容は実に様々です。「何でも屋さん」と言われることもあるように、家の掃除からペットの散歩代行、生活の困りごと相談など多岐にわたります。
「生活するうえでの困りごとに、何でも対応できる」というのは、他の業種にはない大きな強みです。
人が生活をする中で、困っている事があるけど何となくそのままにしてしまっている、という人はたくさんいます。そんなタイミングで便利屋のチラシがポストに入っていれば、「こんな事まで頼めるんだ。じゃあお願いしてみよう」という認知・行動のきっかけにつながるでしょう。
店舗近くの見込み顧客の掘り起こしができる
便利屋のポスティングの大きな目的は、「家の近くにこんなサービスをしてくれる会社がある」と近隣住人に知ってもらうことです。その中には、ポスティングがきっかけでサービスを知り、問い合わせや仕事の依頼をしてくれる「見込み顧客」もいるはずです。
店舗近くの見込み顧客の掘り起こしができる点は、便利屋がポスティングをするうえで大きなメリットになるでしょう。
また、紙のチラシは手元に保存できます。すぐの依頼にはつながらなくても「必要な時のために残しておこう」と思ってもらえればポスティングをした価値があると言えます。
そのためにはチラシ作成にもコツがありますので、次章からくわしく解説していきます。
進和プロモーションでは、チラシのデザイン作成も承っております。
ポスティングに関するご相談はお気軽に!
0120-044-095
集客につながる便利屋チラシ作成のコツ
ポスティングの要はチラシのクオリティです。チラシを手に取っても、「読んでみたい」と思わせる掴みが無ければチラシは捨てられてしまいます。
便利屋チラシの作成のコツをご紹介します。
チラシの「ペルソナ」を設定する
チラシの作成に入る前に、「誰にチラシを届けたいのか」を明確にしておく必要があります。
「60代以降の一人暮らしの女性」など、大雑把なターゲット像はすぐに浮かぶと思います。
しかし、集客につなげるにはここからさらに深掘りが必要です。マーケティング用語ではこれを「ペルソナ設定」と呼びます。
ペルソナとは、「商品・サービスを利用する仮想の顧客像」のこと。個人の人となりがイメージできるくらい細かく設定することで、より訴求力の高いチラシ作りにつなげていくことができます。
便利屋のペルソナ設定として、以下に例を挙げてみます。
一人暮らし AM6:30 PM10:00
プロフィール
氏名
鈴木 京子 (すずき きょうこ)
年齢
65歳
性別
女性
居住地
東京都世田谷区
職業
年金受給者、パートタイムで趣味の手芸教室を運営
収入
年金+パート収入で月額15万円
世帯
起床時間
就寝時間
ライフスタイル
趣味
手芸、ガーデニング、料理
休日の過ごし方
近くの公園を散歩、手芸教室の準備、友人とお茶をする
よく行くお店
地元のスーパー、手芸店、カフェ
価値観
性格
穏やかで几帳面、人付き合いが好き
お金の使い方
必要なものにしかお金を使わないが、趣味や健康に関わることには惜しまない
サービスを選ぶ基準
信頼性、親しみやすさ、価格が明確であること
抱えている悩みとニーズ
抱えている悩み
一人での生活が増え、重い荷物の運搬や家の修理など、体力的に難しいことが増えてきた。身近に頼れる家族が少ない。
悩みの解決方法
便利屋を利用して、必要なサポートを手軽に受けること。特に力仕事やちょっとした修理を頼みたい。
(その悩みに対して)どうなりたいか?
安心して一人暮らしを続けられるようになりたい。困ったときにすぐ頼れる存在が欲しい。
サービス利用の懸念事項
料金が明確かどうか、信頼できるスタッフか、丁寧に対応してくれるか
サービスを知るきっかけ
ポスティング
チラシ構成は「PASONAの法則」に合わせて整理する
チラシ1枚に掲載できる情報の量は限られています。また、隅から隅までしっかりとチラシを読み込む人はほとんどいないため、ぱっと見で必要な情報が伝わるよう整理しましょう。
情報の整理には「PASONAの法則」というフレームワークが役に立ちます。
- Problem(問題):ユーザーの悩み・課題に対する問題提起
- Affinity(親近感):ユーザーの悩み・課題への共感
- Solution(解決策):ユーザーの悩み・課題に対する解決策の提示
- Offer(特典):購買意欲を促す特典・オファーの提示
- Narrowing Down(絞込):期間を限定するなどし、行動を促す
- Action(行動):具体的な行動フローの提示
「P→A→S→O→N→A」の順番に情報を整理することで、読み手の行動につなげることができます。以下に例を挙げてみます。
Problem(問題)
頼れる家族が近くにいなくて、困ったときに誰に頼めばいいか分からない…
Affinity(親近感)
例えば、家具の移動や電球の交換など、ちょっとしたことでも意外と大変ですよね。
Solution(解決策)
便利屋サービス『ハンズヘルプ』は、日常の困りごとを迅速かつ丁寧に解決します。重い荷物の運搬や家具の組み立て、家の修理など、どんな小さなことでもお手伝いします。信頼できるスタッフが、親身になって対応いたしますので、安心してお任せください。
Offer(特典)
初回ご利用のお客様限定で、作業料金20%オフ!さらに、次回ご利用の際に使える500円分のクーポンをプレゼント!
Narrowing Down(絞り込み)
この特典は先着30名様限定です。地域の皆様に支えられながら、長年の実績を誇る私たちのサービスをぜひお試しください。
Action(行動)
まずはお電話でのご相談をお待ちしています。
自店舗だけの「強み・専門性」をアピールする
便利屋の競合は意外と多いです。たとえば家具の搬入や家の掃除であれば、引っ越し業者やハウスクリーニング業者なども競合に含まれます。
こうした中でポスティング集客を行う場合、「他社にはない強み・専門性」をアピールするのが大切です。
たとえば「家事代行」と一言で説明するのではなく、掃除・洗濯・料理など代行できる範囲を明記したり、「地域密着で20年の実績」など経験値をアピールするなどの方法が考えられます。
店舗・サービスの魅力を伝えるキャッチコピーを入れる
人がチラシの内容を判断するまでの時間はおよそ3~5秒のあいだと言われています。つまり、ぱっと見で店舗・サービスの魅力が伝わらないと、チラシは読んでもらえないことになります。
そのため、端的に店舗・サービスの強みを伝えるキャッチコピーを入れるとよいでしょう。
キャッチコピーの作成のコツは以下の通りです。
- 具体的な数値を入れる
- 「初心者目線」で作成する
- 「すぐに行動に移せる」ことを強調する
- 恐怖心や不安に訴えかける
- オノマトペや強調を盛り込む
キャッチコピー作成にあたっては以下の記事でくわしく解説していますので、あわせてご参照ください。
施工例やスタッフの写真を載せる
便利屋業種の一般認知度は高くありません。サービスの利便性は認識しつつも「本当に作業を依頼しても大丈夫か」「悪徳業者だったらどうしよう」という心理的ハードルが、消費者側には存在します。
こうしたハードルを下げる方法として、実際の施工写真やスタッフの写真を掲載するのがおすすめです。
作業前・作業後の様子が分かることで信頼性を高められますし、「顔が見える相手」に作業を依頼する方が安心感は高まります。
実際のお客様の声を掲載する
初めてのお店を選ぶときに、ネットやSNSで口コミを調べたことはありませんか? 最終的に行くかどうかを決めるのはその人自身ですが、「口コミが良かったから」というひと押しがきっかけで足を運ぶ人も少なくありません。そのため、チラシに実際のお客様の声を掲載するのは効果的です。
さらに言えば、手書き風のフォントにするとより実在感が生まれます。もちろん、口コミの捏造はNGです。
チラシ限定のクーポンをつける
チラシ限定のクーポン・特典をつけることで、問い合わせ・依頼を促進する効果があります。たとえば「チラシからのお問い合わせに限り500円割引」などの特典をつけることで、お得感を演出することができます。
さらにクーポンの回収率を把握することで、ポスティングそのものの反響も分かります。
進和プロモーションでは、チラシのデザイン作成も承っております。
ポスティングに関するご相談はお気軽に!
0120-044-095
便利屋のポスティングを成功させる3つのポイント
ここからは、便利屋のポスティング集客を上げる3つのポイントをご紹介します。
ターゲットが多いエリアにチラシを配布する
ポスティング効果を上げるには「商圏内でターゲットが多いエリア」にチラシを配布することが大切です。無作為にチラシを配布するとターゲットがいないエリアにチラシが届いてしまうので、無駄打ちが増える可能性があります。
商圏は、店舗を中心に1次~3次商圏に分けられます。
1次商圏
店舗から徒歩10~15分圏内(半径1km程度)
2次商圏
自転車で10~15分圏内(半径3km程度)
3次商圏
電車やバス、自動車で30~40分圏内
ターゲットが多いエリアの絞り込みは、ポスティング業者に依頼するのがおすすめです。
GIS(地理情報システム)により、年代や性別、年収帯などでエリアを割り出すことができます。
チラシ配布後は効果測定をし、配布回数を見極める
ポスティングを行った後は、必ず効果測定を行いましょう。チラシの配布枚数に対し、どれだけの問い合わせ・依頼があったかを見ることで、ポスティングの効果が分かります。
効果測定を行う意味はもう1つあります。それは「次回のポスティングへの課題点が無いか」を確認するためです。1回目の結果をもとに改善を行い、再度ポスティングをしたところ反響が上がるケースもあります。
また、キャッチコピーや写真が異なる2種類のチラシを同時に配布する「ABテスト」も実施するとよいでしょう。どちらの方が反響が高かったかで、よりターゲットに刺さりやすいチラシの傾向が分かります。
エリアに詳しいポスティング業者に依頼する
よりくわしくエリアの特性を知りたいなら、地域密着で事業を行っているポスティング業者に依頼するのがよいでしょう。ポスティングのプロならではの視点から、反響が取れそうなエリアやチラシデザインに関するアドバイスがもらえます。
また、万が一配布を通してクレームに発展してしまった時も対応してくれます。
まとめ|進和プロモーションではチラシ制作も承っております!
今回は便利屋のポスティングチラシ作成に関してポイントを解説してきました。
進和プロモーションは、福岡・大阪・東京エリアを得意とするポスティング業者です。ポスティングだけでなく、チラシの制作も請け負っています。
長くポスティング事業に携わってきたからこそのご提案ができます。
配布のご依頼・ポスティングに関するお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!
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