生命保険の集客はポスティングチラシが有効!4つのメリットとデザインのコツ
生命保険の販促活動の一環として、ポスティングチラシは有効です。本記事では生命保険営業がポスティングするメリット・デメリット、ポスティングのコツ、チラシデザインのポイントまで網羅的に解説しています。
この記事を読めば、ポスティングの効果を最大限に高めることができます。ぜひ最後までご覧ください!
目次
生命保険の集客でポスティングする4つのメリット
生命保険の営業でポスティングをするメリットには、以下の4つがあります。
それぞれの理由について、くわしく見ていきます。
他の宣伝方法よりコストパフォーマンスが高い
ポスティングは他の宣伝手法に比べコストパフォーマンスが高いのが特徴です。
生命保険の宣伝手法として、ポスティングの他に以下のような方法があります。
- ホームページ集客
- SNS集客
- リスティング広告
ホームページの集客を増やすには、SEOを意識したコンテンツの制作が不可欠です。SEO対策は相応の専門知識が求められます。
また、近年はSNSやリスティング広告が隆盛ですが、競合も多く、広告単価も高くなります。
その点、ポスティングに必要なのは紙のチラシのみです。ポスティング業者に配布を依頼する場合でも、A4チラシ1枚あたり、3~6円が相場になります。ポスティングからリーチにつながれば、制作コストを回収することは難しくありません。
ポスティング業者の単価の決まり方については、以下の記事も参考にしてください。
潜在顧客へのアプローチに適している
生命保険は潜在顧客へのアプローチが大切になります。というのも、公益財団法人生命保険文化センターの調べによると、生命保険に加入した目的として、以下のような理由が挙げられるからです。
理由
単位(%)
医療費や入院費のため
59.0
万一のときの家族の生活保障のため
52.4
万一のときの葬式代のため
12.4
老後の生活資金のため
9.1
子どもの教育・結婚資金のため
7.8
災害・交通事故などにそなえて
7.8
貯蓄のため
5.8
参照データ:公益財団法人生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査(2021年度)
このように、人が生命保険への加入を検討するのは、「これから起きるライフステージの変化を見据える」タイミングだからです。
潜在顧客にチラシを届けることで、「そろそろ保険の加入も検討しないとな」という気持ちを呼び起こすきっかけになるのです。
ターゲットの多いエリアを選んでチラシを配布できる
ポスティング業者に依頼する場合は、ターゲットが多いエリアを事前に絞り込むことができます。たとえば「30代の夫婦で、世帯年収が800万円以上の世帯が多いエリア」といった割り出しも可能です。
手当たり次第にランダムにチラシを配布するよりも、ターゲットを絞った方が少ない枚数で反響を上げることができます。
キャンペーンなどで集客を促せる
ポスティングはキャンペーンやイベント情報の周知にも向いています。特にチラシだけのお得な特典をつけると、通常よりも高い反響が見込める傾向があります。
進和プロモーションでは、チラシのデザイン作成も承っております。
ポスティングに関するご相談はお気軽に!
0120-044-095
ポスティングで想定されるデメリット
もちろん、ポスティングはメリットだけではありません。以下の3つの注意点が挙げられます。
準備に時間・労力がかかる
一からチラシを作成するとなると、相応の時間・労力がかかります。ネット上にテンプレートも存在しますが、ターゲットにチラシを届けるためには独自のキャッチコピーや写真は不可欠です。
ポスティング業者によりますが、チラシ作成から請け負ってくれるところもありますので、時間的コストの節約を重視する人は依頼するとよいでしょう。
進和プロモーションでは、チラシのデザイン作成も承っております。
ポスティングに関するご相談はお気軽に!
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住民からのクレームにつながる可能性もある
ポスティングは一軒一軒許可を得てから配布をするわけではありません。そのため、中には「チラシを入れないでほしい」といったクレームに発展する可能性もゼロではありません。
チラシを入れられたくないお宅には、「配布禁止」の貼り紙があるケースが多いです。チラシ投函時には周囲を確認することが大切です。
即効性は見込みづらい
ポスティングはチラシを投函する曜日や時間帯などの条件でも反響に左右します。そのため、一回のポスティングで必ず効果が出るとは限りません。
しかし定期的にチラシを配布することで、自社の存在や商品について覚えてもらうきっかけになります。
ある程度長期的な視野でのアプローチになる可能性もあることは意識しておいた方がよいでしょう。
生命保険営業のポスティングのコツ
ここからは生命保険営業のポスティング効果を高めるコツをご紹介します。
ターゲットを明確にする
反響獲得にあたっては、自社の商品のターゲットを明確にし、それに合わせてチラシデザインや配布エリアを決めていきます。
ターゲット選定にあたっては、年齢や性別などの大枠以外にも、より詳細な人物像を定めた方がよいでしょう。マーケティングではこれを「ペルソナ設定」と言います。
ペルソナ設定では、個人のプロフィールやライフスタイル、価値観なども設定します。
生命保険のペルソナ例を以下に挙げます。
既婚(子供2人) AM6:00 PM11:00 Facebook、X
プロフィール
氏名
高橋 健太(たかはし けんた)
年齢
40歳
性別
男性
居住地
神奈川県横浜市
職業
IT企業の管理職
収入
年収800万円
既婚 or 未婚
起床時間
就寝時間
よく使うSNS
ライフスタイル
趣味
ゴルフ、読書、家族との旅行
休日の過ごし方
家族でショッピングモールに行ったり、子供と公園で遊ぶ
よく行くお店
家電量販店、ファミリーレストラン、大型ショッピングモール
よく読む雑誌
「プレジデント」、「日経トレンディ」
好きな食べ物
パスタ、寿司
流行への感度
そこそこあるが、基本的には実用性や家族のためを優先する
価値観
性格
家族思いで責任感が強い。理論的で、しっかりと情報を収集してから決断するタイプ。
お金の使い方
家族の生活を安定させるために計画的に使い、無駄遣いは避ける。必要なものにはしっかりお金をかける。
商品を選ぶ基準
信頼性、コストパフォーマンス、将来性のある商品やサービス
抱えている悩みとニーズ
抱えている悩み
家族の将来に対する不安。自分に万が一のことがあった時に、家族の生活がどうなるか心配している。子供の教育費や家のローンも重視。
悩みの解決方法
生命保険に加入して家族の生活を安定させたいが、どのプランが最適か迷っている。特に、自分に合った補償内容や保険料のバランスを重視。
(その悩みに対して)どうなりたいか?
万が一の時にも家族が経済的に困らず、安心して生活できるようにしたい。
商品購入の懸念事項
保険料が高すぎないか、補償内容が十分か、手続きが複雑でないか
商品を知るきっかけ
ポスティング、保険の比較サイトや、知人からの紹介、FP(ファイナンシャルプランナー)の相談
ポスティングのタイミングを工夫する
ポスティングにはチラシの見られやすいタイミングがあります。平日働きに出ている社会人は、なかなか忙しくてチラシをじっくり見るタイミングが無いかもしれません。多くの人が在宅している土日の方が、チラシを読んでもらえる確率は高いです。
また、定期的にポスティングを行うことも有効です。「ザイオンス効果」という心理用語があり、人は複数回接触した相手やモノに愛着を感じやすい性質があるのです。
ただし、タイミングを増やしすぎるのも考えものです。先述したように生命保険への加入タイミングは、その人の人生の節目であることが多いです。チラシを配布する周期は数か月に一度が望ましいでしょう。
チラシを配布したら効果測定をする
再度ポスティングを行うかどうかは、一回目のポスティングの結果をもとに決めてみるのもよいでしょう。実際にどれくらいの反応があったか効果測定をすることで、改善点が見出せるかもしれません。
チラシの反響率は「反響数÷配布枚数×100」で求められます。
進和プロモーションでは、チラシのデザイン作成も承っております。
ポスティングに関するご相談はお気軽に!
0120-044-095
生命保険の集客効果を高めるチラシ作成のポイント
ポスティングの反響とは、「チラシを手に取って気になった人が、問い合わせや来店などの行動を起こすこと」を指します。そのため、チラシそのものの作りにフックとなる要素があるかも非常に重要です。
ここからは、生命保険の集客につながるチラシ作成のポイントを紹介します。
読み手の行動を促すチラシ構成にする
消費者が問い合わせや来店・購入などの具体的なアクションを起こすまでには、ある程度共通の意識の流れがあります。たとえば代表的なのは「PASONAの法則」です。
- Problem(問題):ユーザーの悩み・課題に対する問題提起
- Affinity(親近感):ユーザーの悩み・課題への共感
- Solution(解決策):ユーザーの悩み・課題に対する解決策の提示
- Offer(特典):購買意欲を促す特典・オファーの提示
- Narrowing Down(絞込):期間を限定するなどし、行動を促す
- Action(行動):具体的な行動フローの提示
「P→A→S→O→N→A」の順番に情報を提示し、レイアウトすることで読み手の行動を促す効果が高まります。
Problem(問題)
自分に万が一のことがあった時、家族がどうなってしまうか…
Affinity(親近感)
自分に何かあった場合の家族の生活を守るために、どうすればいいか悩んでいませんか?
Solution(解決策)
経験豊富なFP(ファイナンシャルプランナー)が、あなたのライフスタイルや予算に合わせた保険プランを無料で相談・提案します。シンプルでわかりやすい補償内容を備えたプランで、無理のない保険料で大切な家族を守りましょう。
Offer(特典)
今なら無料相談を受けた方限定で、初年度の保険料が10%オフ!さらに、契約後には特別ギフトもプレゼント。
Narrowing Down(絞り込み)
この特典は、今月中のご相談・お申込み限定です。家族の安心を手に入れるなら、今がチャンス!
Action(行動)
無料相談のご予約は、チラシに掲載のお電話またはQRコードから!
「損をしたくない」という顧客目線に沿ったキャッチコピーの作成
生命保険への加入は、決して簡単ではない決断です。多くの人は「損をしたくない」という心理があるはずです。この損をしたくないという思いには「プロスペクト理論」という名前がつけられています。反響に繋げるには、このプロスペクト理論を逆手に取った対策が効果的でしょう。
チラシを手に取って最初に目に入る情報は、商品・サービスに対する「キャッチコピー」です。
たとえば以下のようなキャッチコピーを載せることで、「保険に加入しないと、将来の損失になるかもしれませんよ?」という警鐘になります。
×悪い例:今加入している保険の見直しをしましょう!
〇良い例:最大1万円の損失も!今の保険、本当に家族を守れていますか?
「最大1万円の損失」という具体的な数値を提示することで、より読み手の関心を高める効果があります。
その他、キャッチコピー作成のコツについては、以下の記事も参考にしてみてください。
「横並び行動バイアス」を刺激する
「横並び行動バイアス」という言葉をご存じでしょうか。簡単に言えば「多くの人がやっていることなら、自分もやっといた方がいいんじゃないか」という心理のことです。
これを生命保険のチラシに取り入れるとすると、
- 「30代の保険加入割合は〇〇%」という数値込みのキャッチを入れる
- 視覚的に分かりやすいグラフを挿入する
- 「実際の加入者の口コミ・評価」を掲載する
などの方法があります。
「こんなに多くの人が満足しているなら、自分も加入しないと……」という気持ちを刺激するのがポイントです。
期間を限定した特典をチラシにつける
一般的に、チラシに特典・クーポンを付与することで、行動に移してもらう確率が高まるとされています。
保険商品そのものの割引は難しいかもしれませんが、たとえば「保険見直し相談会にお越しいただいた方には、Amazonギフト券10,000円分をプレゼント」など、チラシを見て行動に移すことのメリットを強調することができます。
加えて、特典には「有効期限」を持たせることで即効性が増します。
「親しみやすさ」を感じさせるデザインにする
チラシのデザインそのものを工夫するなら、「親しみ」を感じさせるデザインを心がけてみましょう。たとえば、
- 営業社員・保険相談員の顔写真を掲載する
- 手書き風のフォントでメッセージを載せる
などの方法があります。
進和プロモーションでは、チラシのデザイン作成も承っております。
ポスティングに関するご相談はお気軽に!
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まとめ|進和プロモーションではチラシ制作も承っております!
今回は生命保険営業のポスティング集客のポイント、チラシ作りのコツを中心に解説してきました。
進和プロモーションは、福岡・大阪・東京エリアを得意とするポスティング業者です。ポスティングだけでなく、チラシの制作も請け負っています。
長くポスティング事業に携わってきたからこそのご提案ができます。
配布のご依頼・ポスティングに関するお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!
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